今回、全日本フリースタイルスキーハーフパイプ選手の桐山菜々穂選手の
トレーニングサポートを白馬村で行いました。
傾斜を使ったり、サップ
の上でバランストレーニング、有酸素運動、登山等フィールドワークをこなしました。
不安定な場所でのトレーニング(芝の上・水・岩場)は、体の固有受容器をよく使うことになります。その中で動→静・静→動 加速→減速 方向転換する といった様々な判断する能力は、スポーツ現場で怪我を防止する一つの力になります。
またトレーニングの流れとして理想は↓
アップ
↓
課題(強化・向上させる部分)
↓
ダウン
の流れです。
接骨院にくる学生に話を聞くと特にダウンが出来ていない人が多いかと思います。
それぞれ、ちゃんと目的があり
アップでは、神経筋の準備をする。筋温、関節可動域を上げる。体温を1℃上げるとヘモグロビンから酸素が出て増えてくれる。38度がベスト、それ以上は体力消耗に繋がるので注意。汗を軽くかくくらいですかね。
ダウンでは、神経筋、生理学的に試合前・練習前の状態に戻し組織の修復とエネルギーの補充を促します。疲れを残さない、外的ストレスに筋は左右されるのでストレッチで戻しましょう。
つまりどちらもトレーニングの質を上げる為には大事なことなので、練習の一環として取り入れてほしいと思います。
ここ最近学生の怪我も増えています。
6年間、あるいは3年間というのは一生の内その時にしかありません。
私は何人も子供が泣く姿を見てきました。そんな時は胸が苦しくなります。
後悔しない為に、日頃から準備しましょう。
私もできるだけ不安を無くして、スタート台に立たせてあげられるようにします。
一緒に頂を目指しましょう。